ロザリオ

カトリック教会における祈りの種別、および使用される数珠状の祈りの用具を指す言葉。ロザリオは手で手繰って祈るものなので、首にかけるのは基本的に間違いである。

形状としては、小さなものは数珠10個に十字架だけというシンプルなもの、大きなものでは十字架だけでなく、キリストの像や不思議のメダイがついているものもある。

カトリック教会以外の教派においては、プロテスタントのごく一部の教派を除いてロザリオはまず用いられない。

正教会にはコンボスキニオンと呼ばれる数珠状の祈りの用具があるが、ロザリオとは形状や用い方・祈りが異なる。

ただし手で手繰って祈ることや、首にかけるなどはしないことでは、ロザリオと共通点がある。なお、コンボスキニオンはロザリオの起源ともされる。

語源について、ドイツのインド学者アルブレヒト・ヴェーバーは、インド仏教で用いられていた数珠は「低い声で念じ唱える+輪」)が西洋に伝えられた際に「バラの花輪」と解釈され、それが西洋諸語に直訳され取り入れられたのだとしている。